定山渓・支笏湖殺人事件―寝台特急「エルム」の暗転 (カッパ・ノベルス)
発行日:1994年10月31日
出版社:光文社
ページ数:239P
あらすじ
北海道の不凍湖・支笏湖では女性、日本最大の湖・琵琶湖では男性―遠く離れた二つの湖で発見された二つの刺殺体。死体はともに、特殊な構造を持つある凶器によって、ほぼ同時刻に殺害されていた。被害者同士の接点は皆無。特異な凶器の出所に注目したルポライター・浦上伸介は、緻密な推理と大胆な取材で、事件の発端となったあるイベントを割り出す。しかし、支笏湖―琵琶湖間千六百キロに及ぶ長大なアリバイの壁、さらに、はるかな過去に遡る遠大な戦慄の犯罪構図が浦上を待ち受けていた。北海道の神秘的魅力を背景に、名手が案出した究極のアリバイ・トリック。“新・湖シリーズ”書き下ろし第二弾。