(短編集)

哀を飲む

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哀を飲む

発行日:2025年11月13日

出版社:実業之日本社

ページ数:256P

あらすじ

水のように無味無臭で摑めない男との日々「水みたいな人」、明けない夜、名前も知らない恋人との関係に耽る「ジンジャーエールに似ている」、私の体に飽きてきた彼氏に感じる切なさ「ぬるいラムネ」、死んだ夫の骨を飲む妻の物語「骨を飲む」……など、全7話収録。デビュー当時から現在へと繫がる、小説家・木爾チレンの軌跡を感じる珠玉の作品たち。愛を手に入れた時の高揚感、そして愛を手放した時の喪失感、哀しみを飲み込む辛さなど、本書には恋愛が持つ美しさと苦悩と痛みが、瑞々しく描かれている。これは、木爾チレンが描く「究極の愛と狂気」。人生のほんのひとときくらいは、哀しみを味わうのも悪くない。――飲み込んだ哀しみは、いつかあなたを生かす血肉になる。

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