源家物語
発行日:2025年07月02日
出版社:徳間書店
ページ数:400P
あらすじ
平家物語の中に「源家」という呼称が出てくるのはあまり知られていない。源氏にもかつて、平清盛一族と並び称されるほど栄華を誇った家門があった。「多くの罪なき者を殺す」と世に怖れられた、八幡太郎こと源義家の一族である。義家は父・頼義とともに奥州の厳しい戦いを乗り越え東国を平定、武者としての名声と武功を高めていく。その力を怖れた朝廷は、義家一門を陥れるための謀略を進める。義家に反発する弟の賀茂二郎義綱と結び義家を罠にかけ、一族の血で血を洗う暗闘により源家は悲劇の結末を迎える。だが義家の三男・義忠は、源家の栄光を取り戻すべく平正盛の娘を妻に迎え、嫡男の烏帽子親を務めていた。その嫡男こそ、平清盛の養父となる忠盛だった。実は義家の母も平家の娘だった。義家の父・頼義は一門を興隆させるため平家の力を借りていたのだ……。