すみれ
発行日:2012年06月11日
出版社:文藝春秋
ページ数:174P
あらすじ
「私がはじめて頭ではなく、心で書いた小説です」そう作者が語る、今年度最高の感動作!「一九九六年の秋から一九九七年の冬にかけて、レミちゃんはわたしたちと一緒に暮らした。」――十五歳のわたしの家にとつぜんやってきて、一緒に棲むことになった三十七歳のレミちゃん。むかし作家を目指していたレミちゃんには「ふつうの人と違う」ところがあった……。季節の移り変わりとともに描かれる人の人のきずな、人間のみにくさと美しさ。そして涙がおさえられない最後が待ち受ける。いま筆力を最も高く評価されている、日本文学の正統な担い手による最高傑作。