無垢なる者たちの煉獄 下 (竹書房文庫)
発行日:2019年01月30日
出版社:竹書房
ページ数:431P
あらすじ
悪人による悪人への裁き拘束を解くことを条件に逃亡に手を貸すという提案にのり、ラファエルはパトリックに誘われて別棟に足を踏み入れる。だがそこには、手足を縛られ、猿ぐつわをされたふたりの少女が床に転がされていた。一瞬にして形勢は逆転。呆気にとられたラファエルに、パトリックのバットが襲いかかる。何度も何度も何度も殴打され、ラファエルの鼻はひしゃげ、骨は砕けた。やがて拘束されたウィリアムとともに、ラファエルは少女を執拗にもてあそぶパトリックの歓喜と狂気の声を毎夜聞かされることになる。村はずれに建つその屋敷は、理想的な隠れ家だった。いたいけな少女をさらい、その肉を噛み、血を啜り、亡骸に唾するサイコパス--パトリックにとっては。ほんのわずかな希望さえ絶望が塗りつぶす、悪夢のような惨劇に終わりはくるのか?