血縁
発行日:2017年03月24日
出版社:集英社
ページ数:280P
あらすじ
誰かに思われることで起きてしまう犯罪。誰かを思うことで救える罪。コンビニの店長が男にナイフを突きつけられる中、電話の音が響いた。【でていいか】店長の差し出したメモを見ても、男は何も答えなかった――「文字盤」父親の介護に疲れた姉は七年ぶりに妹と再会し、昔交わしたある約束を思いだす。親を思う姉妹の気持ちの行方は――「苦いカクテル」自首という言葉を聞くと、芹沢の頭をあの出来事がよぎる。刑務官が押さなければならない、死刑執行の三つのボタン――「ラストストロー」ほか、七つの短編を通して、人生の機微を穿つ。バラエティに富んだ、長岡ミステリの新機軸。