二百年の子供 (中公文庫)
発行日:2006年11月01日
出版社:中央公論新社
ページ数:297P
あらすじ
物語の主人公は、小説家を父にもつ3人のきょうだい。養護学校に通う長男で18歳の真木は音楽に並々ならぬ才能を発揮し、中学2年生の長女あかりはそんな兄を大切に思い、中学1年生の朔は抜群の行動力と思考力で兄と姉をサポートする。彼ら「三人組」は、父の生まれ故郷の四国の森に伝わる「童子」と呼ばれる特別な子どもが、地元の人が「千年スダジイ」と呼ぶシイの木のうろの中に入って行きたい場所をねがいながら眠ると、その場所に行くことができるという言い伝えを耳にする。彼らは夏休みのあいだ「森の家」に滞在し、父の友人であるムー小父さんの助けを得て、去年亡くなった祖母に会いに行くためにうろの中で眠る。