罪人よやすらかに眠れ
発行日:2015年12月02日
出版社:KADOKAWA/角川書店
ページ数:203P
あらすじ
訪れた者は、この場所で自らの業と向き合う。それは揺らがぬ、この《館》のルール。「この館に、業を抱えていない人間が来てはいけないんです」北海道札幌市、中島公園のすぐそばに不思議な《館》がある。公園と同じ名の表札を掲げるその建物に、吸い寄せられるように足を踏み入れた客の境遇はさまざまだ。「友人と、その恋人」を連れた若者、「はじめての一人旅」に出た小学生の女の子、「徘徊と彷徨」をせざるを得ない中年男性、「懐かしい友だち」を思い出すOL、「待ち人来たらず」に困惑する青年、「今度こそ、さよなら」をするために過去をひもとく女性……。そして彼らを待ち受けるのは、北良(きたら)と名乗るおそろしく頭の切れる男。果たして迷える客人たちは、何を抱えて《館》を訪れたのか?ロジックの名手が紡ぐ、6つの謎。まったく新しい《館》ミステリ、ここに誕生!