雪の蛍 (中公文庫)
発行日:1997年08月31日
出版社:中央公論社
ページ数:430P
あらすじ
春と夏で餌の寄生植物を変える雪蛍の生態から夫の愛人の所在をつきとめ抹殺を果たした妻の完全犯罪が、雪蛍の二重生活の裏の意味から破綻する表題作。サケの習性が事件の謎に光をあて、犯行が明らかになる「溯死水系」、小さな虫の複雑な食物連鎖が犯行のありかを示す摩訶不思議な恐怖の物語「連鎖寄生眷属」など、虫や小動物の自然な営みによって謎が解かれ、人間の心の闇があばかれる秀作推理七篇。
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