中禅寺湖心中事件 (飛天文庫)
発行日:1997年04月30日
出版社:飛天出版
ページ数:255P
あらすじ
林幹彦は家族旅行で日光中禅寺湖に来ていた。10年前にある女と泊まった同じホテルである。その女、尾杉紀美子とは大学のクラブで知り合い、結婚を決めていたが、彼女の父親が旧家にとって二世である林は純血ではないという理由で反対だった。また林のほうも伯父の家の相続問題を抱えていた。絶望した二人は死に場所を求めて中禅寺湖に来たが、死にきれなかった。―今、その紀美子が林の前にいた。彼女は毎年このホテルを訪れているという。思い出話に篭められた巧妙な殺意…。表題作他五編を収録した傑作集。--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。