神様が殺してくれる
発行日:2013年06月27日
出版社:幻冬舎
あらすじ
女にしては、美しすぎる。パリの女優殺害に端を発する連続殺人。両手を縛られ現場で拘束されていた重要参考人リオンは「神が殺した」と証言。事件の手かがりは、彼の異常な美しさだけだった。幻冬舎創立20周年記念特別書き下ろし作品連続殺人、舞台はリール、パリ、ミラノ、フランクフルトそして東京。パリで往年の大女優が絞殺された。両手首を縛られ現場で拘束されていた重要参考人リオン・シャレットは「神様が殺した」と警察で証言。彼は同時に殺人者として僕の名前も挙げた。が、僕に身に覚えはなく、殺人はまったく不可能だった。リオンは大学の寮の僕のルームメイトで、当時から多くの人をその美しさで幻惑した。僕は卒業以来2年半、一度も会っていない。容疑者の特定はおろか手がかりもないまま、やがて起こった第2の殺人。ミラノで有名ピアニストが絞殺された。またもや現場には昏睡したリオンがいた。インターポール(国際刑事警察機構)に勤務する僕は、現地の警察と連携しながら、独自に捜査を始める――。