壺中美人 (角川文庫)
発行日:1976年07月30日
出版社:角川書店
ページ数:276P
あらすじ
無気味な絶叫に目をさました手伝いの老婆は、恐る恐るアトリエまで来た。そして鍵穴からのぞくと、中には血まみれのパレットナイフを握りしめ、器用に身体をねじまげながら壺の中へ入るチャイナドレスの女が……。陶器蒐集で有名な画家が自宅のアトリエで何者かに殺害された。等々力警部の呼び出しで現場におもむいた金田一耕助は、聞き込みを続けるうちに数日前テレビで見た“壺中美人”と称する曲芸を思い浮かべていた。表題作ほか「廃園の鬼」を収めた、横溝正史の傑作本格推理!