歪んだ果実 (扶桑社ミステリー)
発行日:1989年08月31日
出版社:扶桑社
ページ数:419P
あらすじ
前作『大きな枝が折れる時』の「ラ・カーサ」での事件から15カ月―もと小児専門精神医アレックス・デラウェアの前に再び事件が起こった。彼が話し相手をしていた五歳のがん患者ウディ・スウォーブが、ウェスタン小児病院の無菌室から誘拐されたのだ。そればかりか、ウディの看病にあたっていた、翳ある美貌の姉ノーナも、そしてウディたちの両親も消えうせたのである。消失した一家の背後には現代医学に背を向けた新興宗教団体の影がちらついている。スウォーブ家の捜索を開始したアレックスは、この一家の家庭悲劇の謎を解きあかす鍵を追って、緑あふれる楽園ラ・ヴィスタへ向かった―。大型新人ケラーマンが現代のアメリカ文明の狂気に再び迫る待望の第二作。