暗い循環 (文春文庫 (184‐8))
発行日:1983年09月30日
出版社:文藝春秋
ページ数:270P
あらすじ
息子を私立医大に裏口入学させるために、数千万円もの多額の寄付金を支払う開業医。金の力で医者になった息子は、投資した金の回収に患者を薬づけにし、やたら注射を打っては保険点数を増やし荒稼ぎする。乱診乱療、そして脱税。その気になれば、開業医はいくらでも儲けることができる―この暗い、悪循環。愛する人のために犯していく罪と、医大不正入学の実態を描いた表題作ほか、日常の営みのなかで誰もが遭遇しうる事件を収めたミステリー集。--このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。