風精(ゼフィルス)の棲む場所 (ミステリー・リーグ)
発行日:2001年06月30日
出版社:原書房
ページ数:247P
あらすじ
浅間寺竜之介はサスケとともに、京都北山をさらに分け入った“地図にない村”へやって来た。村で行なわれる奉納の舞をぜひ見て欲しいということだった。舞手はすべて若い女性で、祭りの前日に、近親を集めて最後の稽古舞が披露された。悲劇は舞の終幕とともに始まった。舞手のひとりが、衆人環視の下、しかもわずかな時間の隙に、刃物で胸を一突きにされて殺されたのだ。「どう考えても犯人がいないんです」竜之介はやがて、ある可能性に気付くが…。美しくも切ない痛み、「消えた乙女の伝説」、そしてゼフィルスの棲む場所とは…。狂おしいほどの哀惜を封じ込めた本格長編ミステリ。