損料屋喜八郎始末控え

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長編
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あらすじ

2003年06月10日 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-1)

上司の不始末の責めを負って同心の職を辞し、刀を捨てた喜八郎。庶民相手に鍋釜や小銭を貸す損料屋に身をやつし、与力の秋山や深川のいなせな仲間たちと力を合わせ、巨利を貪る札差たちと渡り合う。田沼バブルのはじけた江戸で繰り広げられる息詰まる頭脳戦。時代小説に新風を吹き込んだ、著者のデビュー作。(「BOOK」データベースより)

評判

損料屋喜八郎始末控えの評価:

0.00/10点 レビュー 0件。 B ランク

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損料屋喜八郎始末控えの総合評価:

8.29/10点 レビュー 21件。

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No.21
(3pt)

主人公がスーパーすぎる

作者の山本一力さんは、まあ、よく江戸時代のことについて詳しく調べていることに感心しきりです。主人公の喜八郎の職業は損料屋といって、質屋みたいなもののようですが、札差、役者、料亭、博労など数多くの職業を持った登場人物が出てきますが、衣食住においての時代考証が細かくて、全く学者さんも顔負けでしょうか。

ただ、ストーリーとしては喜八郎が賢すぎて、すぐに悪だくみを見抜いてしまうので、スリリングさに欠けるというか、もうちょっとハラハラ感があってもいいかなと思いました。

それに加えて、喧嘩も強いし、損料屋は仮の姿で以前は武士だったので剣さばきも一級、ときては悪人たちも手出ししようがない。

同じ山本一力さんの「あかね空」は、もっと人情味があって良かったのですが、本作はお金のやり取りが難しい面もあってストーリーとしては「あかね空」よりずいぶん劣ります。
損料屋喜八郎始末控え Amazon書評・レビュー: 損料屋喜八郎始末控えより
4163192700
No.20
(3pt)

主人公がスーパーすぎる

作者の山本一力さんは、まあ、よく江戸時代のことについて詳しく調べていることに感心しきりです。主人公の喜八郎の職業は損料屋といって、質屋みたいなもののようですが、札差、役者、料亭、博労など数多くの職業を持った登場人物が出てきますが、衣食住においての時代考証が細かくて、全く学者さんも顔負けでしょうか。

ただ、ストーリーとしては喜八郎が賢すぎて、すぐに悪だくみを見抜いてしまうので、スリリングさに欠けるというか、もうちょっとハラハラ感があってもいいかなと思いました。

それに加えて、喧嘩も強いし、損料屋は仮の姿で以前は武士だったので剣さばきも一級、ときては悪人たちも手出ししようがない。

同じ山本一力さんの「あかね空」は、もっと人情味があって良かったのですが、本作はお金のやり取りが難しい面もあってストーリーとしては「あかね空」よりずいぶん劣ります。
損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-1) Amazon書評・レビュー: 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-1)より
4167670011
No.19
(3pt)

金勘定がややこしい

金の計算部分がちょっとややこしいが面白かった。思ったほど喜八郎の登場場面が少ないようだが今後が見ものだ。
一般文学通算2770作品目の感想。通算3577冊目の作品。2023/09/13 16:20
損料屋喜八郎始末控え Amazon書評・レビュー: 損料屋喜八郎始末控えより
4163192700
No.18
(3pt)

金勘定がややこしい

金の計算部分がちょっとややこしいが面白かった。思ったほど喜八郎の登場場面が少ないようだが今後が見ものだ。
一般文学通算2770作品目の感想。通算3577冊目の作品。2023/09/13 16:20
損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-1) Amazon書評・レビュー: 損料屋喜八郎始末控え (文春文庫 や 29-1)より
4167670011
No.17
(3pt)

少しわかりにくいのが残念

本書は、損料屋という聞かない商売を営む30歳ぐらいの独身男が、田沼バブルのはじけた江戸で、武士に金を融通する札差を巡る事件に立ち向かうという少し変わった設定の物語である。

その目の付け所はなかなかよく、札差という金貸しの仕事内容は興味深いし、発生する事件も当時の江戸の金融環境をよく調べて、荒唐無稽ではないありそうな筋書で、その点はよかった。

一方、物語の流れが今一つわかりにくいのと、登場人物のさりげない(はずの)感情表現がややわざとらしく聞こえる点で、文章の切れ味や人間描写の巧みさが、池波正太郎や藤沢周平といった名手には及ばないのが残念だった。

とは言え、この続きがどうなるかに興味をひかれたので、続編も読んでみようと考えている。
損料屋喜八郎始末控え Amazon書評・レビュー: 損料屋喜八郎始末控えより
4163192700

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