洞窟



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初公開日(参考)2002年08月
分類

長編小説

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洞窟 (BOOK PLUS)

2002年08月01日 洞窟 (BOOK PLUS)

地質学者エイホン・ヴァフターはいまラタナキリ国にいる。とうとうぼくは、麻薬入りのトランクをもって、ここまで来てしまった。金欲しさに麻薬密売人アクセルの言いなりになって。数年前、ここでオランダ人ビジネスマンが麻薬所持で死刑になったというのに。結局ぼくは、アクセルに人生の手綱を握られているのか。14歳のサマーキャンプで出会った、あの反抗的なカリスマ。誰もが引きずりこまれる、あらがいがたい不思議なオーラ。でもあの夏は、ぼくが将来の夢を決めた夏でもあったんだ…。オランダの大御所クラベーの、超傑作サスペンス。(「BOOK」データベースより)




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洞窟の総合評価:8.00/10点レビュー 6件。Bランク


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No.6:
(4pt)

海外書評紙絶賛通り

本書の裏表紙に、NYタイムズなどのレビューがずらっと載っていて、読了したあとにこれらを読むとまさに納得させられる。 カフカ的作品という評もあったが、一番せつなくなったものを引用すると、 「あざやかな符合、覚醒の瞬間(エピファニー)、ターニングポイント、そして人生において選ばれなかった道」というロサンジェルスタイムズのものがぐっと来た。 アクセル、エイホンらの人物造型にもうならされる。 日本語に訳出すると神様視点的な叙述になるのだろうが、作者が人物たちをいとしくもビターに扱う様がまさに名人芸だった。
洞窟 (BOOK PLUS)Amazon書評・レビュー:洞窟 (BOOK PLUS)より
4048973258
No.5:
(5pt)

すばらしい

プロットがいい。 さすがにチェスのマスター。 なによりいいのが少年少女期にひそかに共有した純粋な興味。 そのために命まで捧げることになってしまうのだが、、、
洞窟 (BOOK PLUS)Amazon書評・レビュー:洞窟 (BOOK PLUS)より
4048973258
No.4:
(5pt)

切ない人間模様が紡ぎだすサスペンス

読み終わったあとに、なんだか切なく、
どうしてこんな結末になってしまったんだろう、と
もう一度最初に戻ってしまった。

14歳のときに出会ったアクセルは、
堅実な地質学者となるエイホンの人生に
ある意味執拗にからんでくる。

支配するもの、支配されるもの。

ひとつの結論を引き出す原因は、どちらにあるのだろうか?

相手を強引に自分の思い通りにさせる側か、
その勢いに吸い込まれて、自分の意志とは遠い結果を招く側なのか。
ふと人間の弱さと切なさを感じてしまう。

訳者あとがきにもあるように、
心理学にも造詣が深い作者。
全編にわたり、登場人物の心情が丁寧に綴られていて、
不安や怯えも読む側にリアルに伝わってくるのが印象的だ。

タイトルの洞窟が意味をするものは?
読み終えた人と語り合いたくなる一冊。
洞窟 (BOOK PLUS)Amazon書評・レビュー:洞窟 (BOOK PLUS)より
4048973258
No.3:
(4pt)

せつないとは、美しい感情なのである

ロマンスの部分は、ありがちと言えばありがちなのかもしれない。
 それでも、☆四つは付けたい。
 描写が、とても素直で、無駄がない。特に、心理描写で使う比喩が、うま過ぎる。
 章ごとに中心人物を変えて(一応主人公はエイホンという人)語る展開のしかたに、必然性が感じられる。
 また、エイホンとアクセルの関係や、アーサーと両親、とくに母親との関係の構成・描写においては、著者が持つ心理学の知識が存分に発揮されているのではないか。それだけ、それぞれのキャラクターの心の動きにきちんとした「理由」を感じた。
 「事の結末」という見方をすれば、あまり幸せな話ではない。本当にせつない気持ちにさせられる。この話の中には、かなりの量の「後悔すべき選択」が詰まっている。しかし、そんな人間達の一生にも、確かに、輝く時間があった。そして、それらが取り返しのつかない過去になっているからこそ、より美しいのではないか。そんなことを感じさせられた。
洞窟 (BOOK PLUS)Amazon書評・レビュー:洞窟 (BOOK PLUS)より
4048973258
No.2:
(3pt)

ありきたりのミステリーにあきたなら

ありきたりのミステリーにあきてしまった方にはお勧めです。 全体に明るさのない話しですが、結末には救いがあります。 地名、人名とも、日、米、英、あたりの本をよみなれた人にも、新鮮と思います。
洞窟 (BOOK PLUS)Amazon書評・レビュー:洞窟 (BOOK PLUS)より
4048973258



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