オルロージュ
発行日:2026年09月30日
出版社:講談社
ページ数:472P
あらすじ
「二十六歳のとき、スティーブ・ジョブズはアップルを上場させて二億五千万ドルの個人資産を持ってたし、アインシュタインは特殊相対性理論を発見してた」世界一の投資家を夢見るキャピタリストの卵・桐田奈南に「作戦会議をしよう」と呼び出された倉敷秀斗。ふたりが再会したことで、止まっていた日本の時間が動き始める――。秀斗が研究していた光合成をするセメントを開発するため、フランス語で「時計」を意味する「オルロージュ」を起業した二人。「時間を生み出す」ことをミッションバリューとして、プレゼンの巧いCEO、広報に精通したキャリアを仲間に入れ、出資を集め、事業は軌道に乗り始める。資金ショートや開発の遅延など、様々な困難を克服しながら、徐々に世界中の注目を集めていった。しかし、企業価値が膨れ上がるにつれて、なぜか桐田奈南以外の創業社員が徐々に姿を消していく。夢を追っていた彼らは何を得て、何を失っているのか。