腐魚の海
発行日:2026年09月14日
出版社:小学館
ページ数:440P
あらすじ
夜の海で助けた男は「怪物」だった――この海はね、きれいだけど、腐っているの――都内の中堅商社をリストラされた垂水柊一郎は、妻の故郷である暮内町に移住し、漁師として働きはじめた。しかし、妻は義父とともに釣りに出掛けたまま帰らぬ人となってしまう。二人の死に疑念を抱きつつも何もできず、喪失感を持て余しながら漁に出ていたある夜、柊一郎は海に漂っている男を見つける。「イルナム」と名乗る北朝鮮人のその男を助けたことで、柊一郎の運命は大きく歪んでいく――。横行する密漁、失踪した漁協事務員、悪しき因習、そして妻と義父の死の謎……。地方の港町で一体、何が起こっているのか!?究極の社会派ミステリー!!