世阿弥殺人事件 (トクマ・ノベルズ)
発行日:1986年03月01日
出版社:徳間書店
ページ数:201P
あらすじ
中谷裕也は『世阿弥を歩く』ツアーの一員として、ヴィデオカメラを担いで佐渡に旅することになった。佐渡は世阿弥が流刑された島ということになっており、当地の久世家が世阿弥の能を受け継いでいるのではないか、ということを調べるためだった。ツアーのメンバーは裕也を含めて8人。久世家で『田村』の演能を観賞中、メンバーのひとりで、裕也が想いを寄せている北野華子が、理由もなく『田村』のシテによって斬殺された……。世阿弥佐渡流刑の史実に対する疑いのなかで、謎は深まる――。著者会心の書下し本格推理。