赤かぶ検事 大原・貴船街道殺人事件 (カドカワノベルズ)
発行日:1994年08月01日
出版社:角川書店
ページ数:187P
あらすじ
ビヤ樽みたいな体を大儀そうに折り曲げ、宣誓書に署名捺印しているのは、なんと、赤かぶ検事のかみさんだった。彼女は、知人と大原へ観光に出かけた途次に大原女行列に遭遇し、そこで大原女に扮した女性の変死体を発見したのだ。法廷内の傍聴人席で、赤かぶ検事は一人気を揉む。やがて主尋問が始まった…。実に奇妙な事件だった。容疑者として浮かび上がったのは新進のミステリ作家藤崎衣代で、夫と、被害者の秘書との三角関係のもつれが犯行動機と思われた。だが不思議なことに、衣代の執筆中の小説とそっくりの事件が続発した。稀代の難事件に取り組む赤かぶ検事の活躍を描いた書下し長編推理。