月に呼ばれて海より如来る 〈新装版〉 (徳間文庫)
発行日:2022年12月08日
出版社:徳間書店
ページ数:416P
あらすじ
オウムガイは、螺旋は、「神」に似ているのです…。巨匠が、“物語”を物語ることで挑む、壮大なSF宇宙論。 ヒマラヤ・アンナプルナ山群の聖峰マチャプチャレにアタック中、友を雪崩で亡くし、凍傷で指を五本失いながらも、麻生誠はついにその頂上に立つ。そこで眼にしたのは、月光を浴びて輝く螺旋の群れ――オウムガイの化石であった。帰国後、不思議な現象が起こる。麻生がマチャプチャレの山頂で見た螺旋を思い描くと、耳の奥に澄んだ鈴の音が流れ、二、三秒先の未来が見えるようになったのだ……。