宴の前
発行日:2018年09月26日
出版社:集英社
ページ数:384P
あらすじ
現職知事の後継者が、選挙戦公示直前に急死――。後継候補を巡る争いに、突然立候補を表明したオリンピックメダリスト、地元フィクサーや現職知事のスキャンダルを追う記者の思惑が交差する。これまで四期連続当選してきたN県の現職知事・安川(76歳)は、今期限りでの引退を決める。後任については各党が相乗りして既に副知事の白井に任せるということで内々に話がまとまっていた。しかし、選挙の告示2か月前に白井が突然病死し、次期知事候補は白紙に戻る。一方その頃、N県出身でオリンピックメダリストの中司亮子(42歳)が、突如知事選への出馬を表明する。マニフェストには「冬季オリンピックの誘致」をぶち上げ、一躍有力候補に躍り出る。混沌とした様相はさらに加速し――。