藍の雨 蒐集者たち
発行日:2016年08月06日
出版社:ポプラ社
ページ数:311P
あらすじ
鬼才・北森鴻の遺志を継ぐ著者が挑む、古美術と宝石をめぐるミステリアスドラマ 典雅にして清澄な美の世界から、欲と情念と打算の絡み合いが暴かれる! --ミステリ評論家・千街晶之 ジュエリーデザイナーの飛龍冬鹿(ひりゅうとうか・32)は、5年前、骨董商の父を不可解な事件で亡くした。かつては海外で華々しく活躍した冬鹿だが、父殺害の嫌疑をかけられて全てを失い、秘書の達木一郎(たつきいちろう・29)とふたり麻布の実家で世を忍ぶように暮らしている。骨董と宝石の仕事を淡々とこなしながら、父の事件の手がかりを探る冬鹿。その並外れた審美眼で、蒐集家たちが差し出す美と謎の真偽を見極めていく――。