ウエスタン忍風帳
発行日:2015年12月10日
出版社:創土社
あらすじ
小説家ネッド・バントラインがその日本人と会ったのは、西部辺境【フロンティア】取材の帰途だった。駅馬車の宿駅で、口から火を吐き、無頼漢どもを撃退した男は、忍者【NINJA】シノビと名乗った。仲間を殺害、逃亡した同類たちを追って、大西部を放浪中だという。彼こそベストセラーの素【もと】だと踏んだバントラインは、わずかな借金を恩に着せ、その旅に同行する。だが、それは“比類なきでっち上げの名手"を自覚するバントラインの想像を遥かに凌駕する魔闘の道程だった。狼に変身する忍者は、勇猛果敢なコマンチ族を餌食にし、忍法「■■」は無法者ビリーザ・キッドの立つ大地を陥没させる。対するシノビの忍法「髪しばり」、そして凶盗ジェシー・ジェームスをも驚倒させる忍法「幻菩薩」。やがて、奇怪な分身に苛まれる日本娘・お霧を伴った二人は、テキサスの果てサンアントニオを訪れる。そこには、死者を復活させる魔女エクセレントが待ち構えていた……