谷川岳 霧の殺意 (トクマ・ノベルズ)
発行日:1990年11月30日
出版社:徳間書店
ページ数:214P
あらすじ
長野県諏訪署の刑事道原伝吉の夏休みは遅い。9月に入ってから、妻と娘と共に八ケ岳高原のホテルに出かけた。同宿の一人旅の女性の翳のある美しさに娘は憧れを抱いたらしい。ところが数日後、湿原の点在する鷲ケ峰で発見された扼殺死体が、その女性であった。ホテルの宿泊カードは偽名になっていたし、身許を確認できるものは何もつけていない。しかし事件は異様な展開をみせてきた。新聞をみた親友からの通報で判った身許は人妻で、しかも彼女の死亡推定時間と同じ日の未明に、夫は火事で焼死していた。