魔女の暦 (角川文庫 緑 304-25)
発行日:1975年01月01日
出版社:角川書店
ページ数:358P
あらすじ
浅草六区のいんちきレビュー劇場『紅バラ座』の作者柳井良平の脚本による『メジューサの首』と題する怪しげな演目で、一座の踊り子飛鳥京子・霧島ハルミ・紀藤美沙緒の三人が、一つの目を共有する“三人の魔女”の役を演ずることになったのだった。黒い手袋をはめた手が描き出す恐るべき“魔女の暦”とは…。そこには、「第一の犠牲者‐吹き矢 第二の犠牲者‐鎖 第三の犠牲者‐メジューサの首」という不吉な文字が並べられていたのだった。そして、舞台で踊りながら飛鳥京子が吹き矢で殺され、隅田川の橋の下では全裸の霧島ハルミが鎖で縛られて殺されていた。この猟奇的な踊り子連続殺人事件を金田一耕助はいかに解くのか…。他に、傑作中編「廃園の鬼」を併収す。--このテキストは、文庫版に関連付けられています。