蒼の悔恨
発行日:2007年04月30日
出版社:PHP研究所
ページ数:428P
あらすじ
過去が過去になるのはいつからだろう----。雨の横浜----連続殺人犯を追って、神奈川県警捜査一課・真崎薫の孤独な戦いが始まる!連続殺人犯・青井猛郎を追い詰めた真崎だったが、コンビを組んだ赤澤奈津をかばった一瞬の隙をつかれ深手を負い青井の逃走を許してしまう。手がかりのないまま一カ月が経ち、退院した真崎は、捜査に復帰を願うも、担当からははずされており、休暇を命じられる。ならばと、独自に捜査を開始した真崎だったが......。真崎、赤澤、青井、三人のそれぞれの過去が明らかになるにつれ、複雑に絡み合った事件の真相も明らかになっていく。人間にとって「過去」とは、その人が生きていくうえでどんな意味を持つのか? 「過去」を「過去」として受け入れ、魂のやすらぎを得られる日は訪れるのか? 読む者の心に強烈に先の命題を突きつけるハードボイルド・エンタテインメント。