第5回電撃ゲーム小説大賞「銀賞」、第1回日本SF新人賞受賞の三雲岳斗が、高校生の焦燥と狂気を描く、SF学園サスペンス第2弾。

“ミチビクモノハカケタルツキノナマエ”監視役を解任された香澄は、なんの前触れもないまま、恭介たちの前から姿を消した。

ワタシハ王ヲサガシテイマス―高城学園高校一年生、袖木穂邑のもとに届いた差出人不明の奇妙な手紙。

謎の死を遂げた少女―棚原美緒は、“王国”を憑依する最強の“式神”使い、四条雄一郎の巫護だった!能力を封じられた四条を倒して学園都市「大神西区」の覇権を握ろうと、ひそかに動き出す大神大付属高校の“式神”使いたち。

21世紀末、南米の科学者達により作り出され“遺伝子戦争”の引き金となった新しい人種「猫目」。

ついにマリア達のもとから逃げ出したリョウは、ロンドンでフィズというひとりの少女と出会う。

遠い未来、遠い惑星、黄昏を迎えた世界。私は遺跡の発掘物を利用するため、スクラップ工場で働いている。

ついに現れる“魔術師の大敵”第三室長フィラメル・スピノーヴァ。彼もクロウリーの影を追い事件へと介入していく。

城翠大学学園祭、最終日。その日の朝、城翠祭実行委員会本部に『魔術師からの挑戦状』が届けられた。

*この作品は電撃文庫『僕らはどこにも開かない』を再構築。大幅に加筆改稿し装丁を一新したものです。

水木しげ子さん。

殺し合う者たちを結ぶ「赤い糸」を見る少年、楠見朝生。そして、朝生と結ばれている少女、水木しげ子さん。

“旋律士”―。

不条理な物語を終わらせる、一片の穢れなき理想のために――。堂々の完結。

木戸野亜紀の部屋に送られてきた一枚のファックス。奇怪な文字と紋様で埋め尽くされたそれは、実はとんでもない代物だった。

あるところにお母さんと、三人兄弟がありました。お母さんは病気が悪くて、山梨がくいたいと言いました…。

聖創学院大付属高校で一人の少女が自殺した。死んだ彼女の名は雪村月子。

聖創学院に訪れた文化祭の季節。文芸部の面々も、会誌の作業に追われる日々を送っていた。

鬼才・甲田学人が描く、新たな学園心霊ファンタジー! 少女失踪の心霊事件以降、ロザリア・サークルの代表・守屋真央のもとで「交霊会」の手伝いをすることになった柳瞳佳。

「あそこには、呪われたドールハウスがあるんです」 銀鈴学院に昔から伝わる被服準備室倉庫の呪い人形の霊。

ワタリとリドリーは、今日もふたりぼっち。平和な星間旅行は続く。

裁定魔術師(アービトレーター)――それは魔術師たちの探偵にして、判事にして、処刑人。

「ユキノ・レイです! よろしくお願いします!」 ユキノ・レイは有栖川(ありすがわ)芸能事務所に所属する15歳の女の子。

あの男が戻ってきた―四代目率いる不良少年チーム・平坂組の、もう一人の創設者、平坂。

日本で起きている連続狙撃殺人事件をご存知ですか? 「日本で起きている、連続狙撃殺人事件をご存知ですか?」 ――ある日、海外に住む男のもとに、若い警官から突然電話がかかってくる。

入院した。僕は殺人未遂という被害の末に。

第三EMP学園に蔓延していく“吸血鬼化現象”―。

繰り返しの日々の果てに、再び星野一輝の前に現れた音無麻理亜。しかし、ふたりで過ごす穏やかな時間は長くは続かない。

むかしのことを考えると頭の中が深夜のテレビみたいにノイズだらけになるさっこん、いかがお過ごしでしょうか。

そいつが持っていたのは奇妙な拳銃だった。撃たれた者の記憶を消失させる、それ。

私の小学校では一階から二階に上がる階段の所に鏡がかけてあった。夜中の二時に鏡の前に立つと、幽霊が映ると言われていた。

過ちと分かってなお手放せない感情には、どんな醜い名がつくだろうか――。

すべて、繋がっていた。眼前に広がる闇の深さを知る、シリーズ第6弾! 令状のない電索の咎で謹慎処分を受けたエチカ。

全知の天に運命を委ねる占の国ヴィオン。生まれながらにして毒と呪いの言葉を吐き、下町に生きる姫がいた。

ほろ苦くも瑞々しい、科学と、恋と、ミステリー。 思うに〈青春〉というのは、よくできた推理小説のようなものだ。

梅雨の季節。

彩夏が戻ってきた。冬の事件の後遺症で、僕との過去をみんな忘れて―。

守垣内兄妹とのゲームバトルに勝利し、迎えた夏休み。

図書館の本にまつわる三つの約束事。一、図書館にある『持出禁止』の本は、できるだけ読んではいけない。

自分の欠けているものを補ってくれるオマジナイ――どうじさま。

聖創学院をむしばむ多すぎる数の怪談―だが、その怪談はある時期から徐々に数を減らし始めていく。

周がまどろみの中で見た夢、それは大胆な犯行予告とも言うべき「予知夢」であった。

純聖和学園の前生徒会長であり、おかしいくらい美しい存在。

全世界を襲ったゾンビパンデミックから5年後―、人類はほぼ全滅していた。

鬼才・甲田学人が贈る、学園現代ファンタジー開幕! 「おまじないを誰かに見られたら、五人の中の誰かが死ぬ」 銀鈴学院高校に転校してきた少女・柳瞳佳。

春休み、僕の前に現れたのはアリスに瓜二つの姉、紫苑寺茉梨。

閉じこめられた(継続中)。まだ僕は、まーちゃんを取り戻してはいない。

大嶺醍哉が手にした箱は“罪と罰と罪の影”。

鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。

ごく普通の女子高生・鹿島翔香は、ある日自分が『昨日の記憶』を喪失していることに気づく。

鹿島翔香。高校2年生の平凡な少女。

都に起こる異変の原因を突き止めるべく調査を開始した伊月と豊日。

世界と規則、それが天使。時間と記憶、それが人間。

ミステリ研究会の部室を根城に行われる、学校非公認の探偵活動―失恋探偵。

親友の誠司に妹を殺された拓真。異世界に転生し、再会した二人は──。

一分間だけ相手の心を読める『ミニッツ』能力を持つ少年・相上櫻。

千数百人の生徒達を巨大学園の中に閉じ込め、人間の魂を集めることを強制する理不尽なデスゲーム「課外活動」。

突然人類に発現した異能の力“刻印”によって、才能の優劣が決まる世界。

嫌われ者の俺と他人からは見えない先輩、ふたりだけの「戦い」を始めよう。

悪夢は再び始まりを告げる。ハロルドが向かう道は復讐か、それとも――。

世界で一番清潔で規律正しい場所、東京。

羽間村の某が家の養ひ児、入らずの山に入りて帰らず。神隠しに遭ひたりと聞く。

年末年始、四代目を悩ませていたのは頻発する雀荘荒らしだった。

月島伊央が巻き込まれた閉鎖空間での殺し合いは前哨戦に過ぎなかった!生き残ったプレイヤーの帰還によって、デスゲーム「コロシアム」は新たな局面を迎える。

この夏休みが終われば、もう二度と夏はこない。それでも僕らは恋をする。

「ざつ旅」スピンオフは、日帰り謎解き旅? 「謎解きのテストプレイをしてみない?」 旅好きな新人漫画家の鈴ヶ森ちかは、担当編集から奇妙な提案を受ける。

クリスマスが近づき、探偵事務所のそばにあるホームレス公園の改装工事が始まろうとしていた。

城翠大学の一大イベント、3日連続の学園祭、その一日目。周と凛々子は異常な閉鎖空間の中に閉じ込められていた。

「ああ…分かったよ。僕が―僕が、『王』になってやる」クローズド・サークル『王降ろしの国』。

全校生徒を巻き込んだ1000人規模のデスゲーム「コロシアム」。

ニート探偵アリスとその助手である僕は、深刻な事件の合間にも、ばかばかしくてつまらない、けれど忘れられない揉め事にいくつも巻き込まれている。

孤独な天才捜査官。初めての「壊れない」相棒は、ロボットだった。

修学旅行に行くはずだった高橋進一が目を覚ましたとき、そこは密室で、しかもクラス全員が同じ場所に閉じこめられていた。

浦和涼介は、革のジャケットに身を包み、携帯電話のボタンを押す。確信はない。

川崎涼介は、ビルの屋上から転落し意識を失った。見知らぬ家で目覚め自宅へと向うが、そこで目にしたものは、自分の葬式だった。

以前、朝起きたらルームメイトが消えていた、という事件に巻き込まれた蒼ノ木類。

ここカスミシティでは、若者たちは株式会社のように自分をRELEASEという市場に上場し、時価が付けられる。

謎の高校生連続殺人事件に揺れる高城市。

『扉の向こうのコロシアムで殺し合っていただきます』少女が目を覚ますと、そこは見たこともない空間。

「恋はいつか終わります―」千代田百瀬は、その身をもって自らの言葉の意味を知る。

夜に紛れ、彼らは静かに扉を叩く。耳を傾けてはいけない。

神隠しの少女、あやめ。神隠しに遭い、戻ってきた空目恭一。

高校の文化祭が押し迫る晩秋、ラーメンはなまるにやってきたのは、チャイナマフィアの後継者兄妹。

大人気恋愛漫画『やがて君になる』の外伝ノベライズが登場! 理解でもなく、諦めでもなく、そこにあるのは自分への納得。

自分以外の人間が“ロボット”に見えるという紫色の瞳を持った中学生・毬井ゆかり。

そもそもの発端は、だ。我が後輩の七花いわく、突然タイムトラベラーになったという。

「お前、“O”と関わっているだろ?」クラスメイト・大嶺醍哉が、星野一輝に向かって発したその言葉は、新たな“箱”への入り口だった。

高校三年生の初乃素直は、最後の夏休みを利用して、クラスメイトの間ノ井忠、神無月さよりと共に旅行に行く。

謎のアミクスによる連続襲撃事件。

出来心で女装して演奏動画をネットにあげた僕は、謎の女子高生(男だけど)ネットミュージシャンとして一躍有名になってしまう。

願いが叶うチケットがあるという。それは学校伝統のチケットで、使用者の願いを叶えるのだ。

真琴から宮野と茉衣子の“コンビ”に下された指令は―ある少女を拉致して第三EMPまで連れて来い!というもの。

分析部―それは部長たる赤村崎葵子がありとあらゆる事象を(勝手に)分析し、余人には甚だ想像もつかない驚きの(偏見含む)道筋によって(たいていはどーでもいい)結論を導く部活である。

君には夢があるかい?残念ながら、ぼくにはそんなものはない。

「こうして言葉にしてみると…すごく陳腐だ。おかしいよね。

保健室のベッドに入り浸る無気力系女の夜子、面倒見が良く甲斐甲斐しい幼馴染の優理。

ふたりぼっち。安住の星を探して、ワタリとリドリーの旅は今日も続く。

電撃ゲーム小説大賞〔金賞〕受賞作。日本初バーチャルRPGノベル。